| 世界間の距離が縮まりボーダレス化が進んだ現在では、どんな国でも疫病をシャットアウトすることができないのは明白だ。にもかかわらず、日本では「SARS戦争」の意識が欠如している。しかし風邪ウイルスの変種であるSARSウイルスは、秋になれば復活し、いまよりはるかに急速に広がるだろうといわれているのだ。日本人は、この恐るべき疫病の実状と、それを発生させた中国の実態をもっと知るべきだと筆者は主張する。この疫病の脅威についてだけでなく、歴史と風土にも触れ、日本の報道には不足している情報を豊富に盛り込んだ本書によって、危機意識を高め、身を守るすべを学んでいただきたい。
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